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Channel: 矢野絢子オフィシャルブログ「矢野絢子の生態系観察所(仮)」Powered by アメブロ
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わたしのジウニツキ、もうすぐ完結。なんといさぎよく。

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今年最後の長い旅を終えて高知に帰ってきた。

もうほんとに、旅の間中、演奏とアンテナと体調管理と移動、

そして笑顔と再会、ワインの日々、だった。

17歳ではじめてライヴをしてから、私の日常の基本はライヴ、そして次のライヴへの準備、の繰り返しだった。

今もそんなに変わらないけど、それ以外の合間合間の日常も、年々すごく愛しく、

ゆったりと楽しめるようになってきた気がする。

スイッチのオンオフが上手になってきたのか、

それともスイッチなんてなくなって、演奏も日常もひとつになってきたのか。

そっちのほうがいいな。すてきだ。

 

行ったり来たりの日々の中、今年も高知劇場歌小屋の2階で毎月矢野絢子「ジウニツキノウタ」ライヴが出来た。

明後日の土曜日、12月23日がその最後の歌小屋ライヴ12月「クロスロード」だ。

地球の片隅の日本の片隅の高知県の片隅の高知市仲田町で、堂々と積み重ねてゆく歌。

その価値は私が決める。というより私の行いが決める。

自分の歩みに点を打ってゆくような、

その点は足跡のような道しるべのような。

何となくやっぱり今も、私が私を確認するための場所である歌小屋の2階。

月末土曜日のその日に、毎月の清算をしているような。

 

その矢野絢子ジウニツキライヴの時に、そのライヴに来た人だけの為に簡単なチラシと、散文を書いている。

私だけでなく歌小屋の出演者は大体みんな昔からそういうチラシをライヴごとに手書きで書いてるんだけど。

その完全なるひとりごとのような散文は、毎回ライヴ直前に自分の心境をボヤボヤボヤンとみつめて、

ボヤボヤボヤンと浮かぶ言葉をつかまえてつらつらと書くだけなんだけど、

今ひとつきごとに11か月見返してみて、こうゆうはしっこにポっと余った言葉の中に、

わたしの裏の1年みたいなものが詰まっているなあと感じた。

大きなことではなくて、私だけのための、小さな日記のような。

なかなかええこと言うちゅうなとか思ったり。この月はえらいことうちゅうなって思い返したり。

(ことうちゅうな、っていうのはえーと、堪えてるてこと)

そこで、その12枚のひとりごとをここで発表しようかな、と思いながらこのブログを書いてたんだけど、

やっぱりそれはライヴに来た人だけのためにひっそりとあるほうが、それらしいと思ってやめた。

 

SNSにおける即物的な、刹那的な言葉の投げかけも結構好きだけど、

こんな風にとりとめもなく何の為でもなく、でも誰かに知ってほしいなあとたらたら書く手紙のような時間も好き。

 

ほんの今初めて会った人からもらった気持ちも、

長年の積み重ねや信頼からもらった気持ちも、

もう二度と会えなくなっちゃた人からもらった気持ちも、

音楽の中では本当に等しく変わらぬ輝きで感じられるってことに、いつも感動してる。

たまたま私はまだ生きていて、日々もがもが出来るからラッキーだな。

って思えばいつでも余生で、気楽だな。

 

とかいいつつ年内あと5本ライヴ!全力で楽しみます。


それが、正しい三十路の歩き方

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先日、旅先で「ブログ更新待ってますね」というありがたいお言葉をいただいた。

 

それで、昨年から更新していないことに気づいた始末なのです。

 

お久しぶりです、もう二月も終わりではないか、こないだ明けましておめでとうって言ったばかりなのに。

 

こういうと年寄りみたいでなんですが、本当に月日が経つのは早いですね、

 

そしてそれに気づくたびに安心します。「あーちゃんと月日が経ってる、動いてる、終わっていってる」って。

 

 

 

2月4日は私が初めてライヴをした記念日。

 

今年の2月4日は鳥取県の倉吉ブックセンターでのライヴ。

 

大雪のせいで6時間でゆけるところが12時間かかり、ライヴの始まりもすっかり遅くなってしまいましたが、

 

待っていてくれたお客さんやお店の方々、そしてブックセンターに来たばっかりの古い、新しいピアノも待っていてくれました。

 

外の吹雪と対照的にあたたかなムードの中、21年の締めくくりと新しい22年目の始まりを思って歌いました。

 

そんな素敵な夜で幕開けした2月の旅の締めくくりは、

 

本夛マキちゃん、大柴広己くんとの3マン3デイズ「正しい三十路の歩き方」でした。

 

この3マンの発起人は徳島の寅家さんという3人がそれぞれ歌いに行っているお店のマスターで、

 

全く三人とも予想外のコラボライヴだったわけですが、ふたを開けてみると「なぜいまこの3人だったのか」

 

私にとってのその必要性を激しく痛感できた、ありがたくも楽しい3日間でした。

 

岡山モグラ、徳島寅家、高知A BARの3デイズ。

 

ほぼ暗黙の了解的に、みんなで毎日出演の順番を変え、曲も全曲変え、セッション曲も変え、

 

それぞれが今日のそれぞれの立ち位置で1日のライヴをバトンしてゆくこと、その中で自分を最大限に楽しむこと、

 

を同じ熱量で愛とリスペクトを持って楽しんでいるのが演奏を通してジンジン伝わってきて、

 

最後の日は二人の歌を聞いて泣きそうでした、いや、ほんというと涙がポロリしちゃいました。

 

マキちゃんは私と同い年の38歳、大柴くんは3つ年下の35歳。

 

この三十路街道をゆく3人。移動中や空き時間での話の中で、それぞれ17歳くらいから音楽をはじめたこと、

 

20代でデビューして、今は自分で自分の活動を回しながら、好きなミュージシャンと音を鳴らしたりもしつつ、

 

基本は一人で歌を作りうたい、演奏しながら全国旅をしていること。などなど共通点を沢山見つけました。

 

やはり同世代ということもあり、20代からの環境や家庭の変化や転機なども、どことなく「うんうん、わかる」という感覚が強かった。

 

2人もそうだと思うけれど、私はワンマンライヴが殆どで、同じシンガーソングライター(しかも同世代)とライヴをすること自体

 

最近めっきり減っていたし、ツアーとなるとほぼ皆無です。

 

自分の名前を看板として掲げ、プロとしてお金をもらって旅をする、一人で歌を作って歌って演奏して、制作をして

 

ひと月、半年、1年先の活動をどんどん自らマネジメントして進んでゆく。

 

自分自身がやってることを、外側から見ているような不思議な気持ちになって「えらいなあわたしたち」とこっそり自画自賛したり。

 

お店の方とのやりとりや、お客さんとの接し方、サウンドチェックの仕方、ライヴ前、ライヴ中、ライヴ後の過ごし方、

 

二人の一挙手一投足がダイレクトに参考になるなと思いながら、勝手に染み込んできました。

 

それぞれの、本当にそれぞれの歩き方。

 

でもやっぱりライヴの演奏中が一番感動しました。毎日の現場と出演順や本番の空気の中で、

 

今日という一日のライヴを成功させるために、お客さんに楽しんでもらうために、

 

短い時間の中で、自ずとその時の自分の役割を察知しキャッチし、バトンする、

 

そしてきっちりオリジナルの世界に空気を染めてゆくパフォーマンス。

 

私には出来ないことを、そしてやりたいな、と思うことを沢山みせてもらって、胸がドキドキしました。

 

「これが三十路の歩き方」を合言葉に、3デイズを終えて、「今度は四十路の歩き方で集まろうね」と

 

またそれぞれの道に戻っていったわけですが、

 

やっぱり今の私でよかったし、今の2人の歩き方をみせてもらってよかったなあと心から思える帰り道でした。

 

 

 

わたしはシンガーソングライターで、ひとりで活動してる時間が多いけれど、

 

それには数えきれないくらいのいろんなひとりひとりの愛や手助けがあって歌っているし、

 

おかげでどんどん素敵なことが膨らんで広がってゆくわけ。

 

だからこれからもどんどんアンテナが動くほうへコミットしていって、いいも悪いもその結果は自分でぬぐう。

 

こうなるともうそれは職業に関わらずすべての人の、道に通じるな。

 

 

あと最近痛感することは、オリジナルでも、そうでなくても、音楽は「人間力」やなと。

 

ジャンルレス。

 

だから、よく知らないのに知ったふりをして好奇心を閉じるのはやめようと思います。

 

曇りなき心と目と身体でしっかり見て聴いて感じて、いいところだけ盗もうと思います。

 

めざせ大どろぼうの矢野絢子。

 

 

明日は恒例の高知歌小屋でのジウニツキライヴです。これでほんとに2月はおしまい。

 

来月からも全国各地で素敵な素敵な夜が私を待っている。

 

そしてそして!!!

 

あなたのことも心よりお待ちしております。来てねー♡

 

2月24日(土)  劇場 歌小屋の2階 昼・矢野ギタ絢子(3階) 夜「標」ライヴ(2階) 


 

3月3日(土)  劇場 歌小屋の2階 ディアズ~洋楽日本語カバー~

 

 

3月4日(日)  大阪西成みの家 スナック絢子

 

3月8日(木)  新潟GOLDEN PIGS「暗黙の領海 第31話」矢野絢子(高知) vs 言葉 翔

 

3月10日(土)  東京・下北沢 音楽食堂 空飛ぶこぶたやPETER PAUL& 絢子「花咲く夜のハーモニー」

 

3月11日(日)  北海道・函館シエスタハコダテpresents シエスタバスキング

3月12日(月)  北海道・函館 夢恋座 「スナック絢子×ジェットウォン」

 

 

 

 

3月18日(日)  高知窪川四万十会館 『矢野絢子(歌)×足田メロウ(絵)ウタアカリ』

 

 

 

3月20日(火)  愛媛・松山 スタジオOWL  矢野絢子×足田メロウ「ウタアカリ」

 

 

 

3月23日(金)  京都 UrBANGUILD~旅は道連れミチスガラ、絢子とメロウの東海道三次ツアー~

3月24日(土)  名古屋 喫茶モノコト~空き地~ ~旅は道連れミチスガラ、絢子とメロウの東海道三次ツアー ~

3月25日(日)  ★昼ライヴ 東京・青山 白白庵 ~旅は道連れミチスガラ、絢子とメロウの東海道三次ツアー~

 

 

 

 

3月25日(日)  ★夜ライヴ 東京・高円寺 BARON / 矢野絢子「ウクレレ日曜日」Vol.41

 

 

 

 

3月31日(土)  劇場 歌小屋の2階「しおり」ライヴ

   同日出演 ヤマモトマサヤ・トリオ(40分)

 

 

[カンパのおねがい♡] 隠岐の島の海士(あま)町って知ってる?

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こんにちわ。今朝起きてさんぽに出かけると、いたるところに白梅、紅梅、菜の花にふきのとうと、

春がむくむく芽をのぞかせていて、心がふわふわほどけました。

さんぽから帰ってポストをのぞくと、こんなものが届いていました。

きたきた、待ってました。

これは、私の友人であり尊敬する福岡在住のミュージシャンとんちピクルスさん画。

島根県の上にある隠岐の島の中の海士町っていうところでこの夏にあるライヴフェスのためのステッカーです。

 

説明しよう!(長いよ、でも読んでね!ゆったりした春の風をあびる気持ちで)

 

まずは私の視点から見た海士町から!

 

まず、鳥取の境港という鬼太郎がたくさんいる楽しい港から大きな船に乗って、

日頃の疲れが取れるくらいぐっすり寝てたらいつの間にかどこかの港に着きます。

そこでまた今度は小さな船に乗り換えて、グラグラ揺れながら太陽をまともに浴びて、

船の立てる白い波のスジが竜の背中みたいだなあって、しばらく見とれていたら

向こうのほうに1000年も優雅に昼寝をしてるような島の影が見えてきて、

手作りのかわいい白い小さな人口のビーチが見えてきて、

海に面した大きな、たくさん窓のついたホテルが見えてきて、それを越すと港があります。

船を下りると、港の建物はあたしい気持ちの良い木造で、

壁には、いたるところに「ないものはない!」とはっきり言い切ったポスターがたくさん貼っています。

そこで「ああ、この島にはないものはないんだなあ」と知ることができます。

船から降りた人と、今から乗る人は、みんな知り合いのようで、

「おかえり」「いってらっしゃい」と声を掛け合っています。

そこから車で10分くらいかな、海辺の道を通って、丘を越えて、くねくねと走ると中村旅館があります。

そこまでの道は島でも一番交通量が多い道だと思うけど、信号はありません。

(あ、子供たちの教育のためとかで、ひとつあったかな)

周りにお店らしきものもなく、中村旅館の前にポツンと古い商店のようなものがあるだけです。

一度だけそこに入って何かを買ったけど、何を買ったのかは忘れた。

オフの日にいろいろ連れて行ってもらいました。山の中を車でぐるぐるのぼっていくと、

面白い形の岩とか、岸壁がみれるスポットがあります。

牛や馬がのびのびと放し飼いにされており、どちらかのフンからキノコが生えているくらいのどかです。

時々牛や馬が道路で集団昼寝をしていたら、その道路は通れないのであきらめるしかありません。

彼らの体は丈夫なので、車に突進されると壊れてしまうらしいので気を付けましょう。

のびのび育った彼らのお肉はとても美味しく、東京の高級お肉屋さんでみんなに舌鼓を打たせているとか。

冬以外は海に入れて、人工ビーチは観光客だけじゃなく地元の人も遊ぶということで、

確かにとても気持ちがよくて、水中眼鏡で海の中をのぞくと、3メートルの深さでも

まったくの濁りがなくて、魚がたくさん泳いでいて、こわくなるくらいきれいでした。

 

というのが私の海士町の今思い出せることがら。

 

沖ノ島海士町ってこんなとこ↓公式サイトです。

http://www.town.ama.shimane.jp/

 

 

次は私の視点から見た中村旅館を説明しよう!

まずは人物紹介から。

大将テツさんは、一見やる気のない敏腕刑事(太陽に吠えろとかに出てきそうな人)みたいな見た目で、口癖は「無理、やだ」。

そのお嫁さんのミカさんは、初めて会ったら3度見してしまうくらいの美人(まったく女将感はない気さくな女の子)、

そしてもう一人、リュウ君という魚を愛しすぎてちょっと顔も魚に似てきていて、釣りをしてて雷に打たれた(でも生きてる)という奇跡の優しい男の子がいて、その三人がいるのが中村旅館。(ちなみにかわいい娘ちゃんが二人いてみんなでバンドもしている)。

 

ライヴは2度させていただきました。1度目は2階の大広間で、2度目は1階の居酒屋にて。

ライヴ処顔負けの機材や音響、照明もそろっていて、ステージセットもすごく素敵に作ってくださいました。

おまけに両日たくさんのお客様に来ていただいて、大盛況いただきました。

思っていたより若い方や、私と同世代の方も多くて驚きました。iターンやuターンの方たちも。

2度目のライヴの時は海士町に30年ぶりの大雪が降った日で、あわや中止になるところでしたが、

大将のテツさんが「今夜のライヴは送迎付き!風呂付き!なんなら宿泊付き!」という前代未聞の男っぷりを発揮して、

リュウ君とお二人で、慣れない雪の中を車で何往復もお客様を送り迎えしてくださり、開催することができました。

本当に感無量の忘れられない一夜でした。

 

ここまで長々と私の視点から海士町、中村旅館さんのことを書きましたが、

私が中村旅館さんと海士町がとても好きで、また行きたいな、と思うところは、なんか「ふつう」なところです。

こう書くと語弊があるかもしれませんが、なんというか肩ひじ張ってないというか、構えていないというか。

小さな島で、旅館をやって、ライヴもたくさんやって、大変なこともたくさんあると思いますが、

中村旅館の3人といると、とっても「ふつう」なの。だから私もふつうに「素」になれて、

ゲストでもアーティストでも旅行者でもなんでもなくて、「いっしょにやって、たのしもう!」という気持ちになれるのです。

夏休みに、アポもなく当たり前のように友達の家のチャイムを鳴らして、あそぼーう!っていうような。

そして友達と縁側に座ったけど、とくにやることもなくて、ブラブラ空を見ながら、

今から思いついたことをなんでもできるぞーっていう感じの安心のワクワク。

そういうものをくれる人たちだなって思います。

 

 

そんな海士町でこの夏ライヴフェス「アマフェス2018」が開催されます。7月の14日と15日。

発起人は米子の怪しいヒーロー「ワンメイク」のピコさんです。

(ピコさんとワンメイクのゆるきゃらコメグちゃん)

 

私もありがたいことに、出演者の一人として参加することが決定。

共演者の方々は、私もお金を払ってライヴを見に行きたい!と思う方々ばかり。

そして、島の方にも島以外の方にも存分に島と音楽を楽しんでいただくために、なんと無料開催!

だけど、たくさんの人が動くときには、やっぱり必要最低限の資金は必ず必要です。

そこで資金繰りも楽しくしよーう!ということで、とんちピクルスさんが

かわいい募金ステッカーを作ってくれました。(冒頭の写真のやつね)

私も3月のライヴから、各会場の方に了承を得たうえで、このステッカーを貼ったボックスを物販のところにちょこんと置きます。

見かけたかたは、お気持ちで結構ですので、ぜひ募金してくださいませ!

そして私のことだから、うっかり忘れてる日もあると思うのね、その時は「矢野さん、アマフェスボックスは?」て言うてね!

 

海士町に行ったことがない人もある人も、アマフェス、ぜひ体験しにきてくださいね★

アマフェス 2018

出演者決定(五十音順)

遠藤ミチロウ

踊ろうマチルダ

 homme

極悪いちご団

スーマー

とんちピクルス

ナオユキ

 中山うり

ハッチハッチェルバンド

浜田ケンジ

 浜田真理子

ボギー家族

矢野絢子

 

MC ホームレス小谷 ピコ

 

 

 

 

星絢ロケッターズ「Air3」最終章

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矢野絢子×星屑ロケッターズの星絢(せいじゅん)ロケッターズ

処女作「Air」の最終章を先日神戸は新長田にあるダンスボックスで二日間行ってきた。

内容については以前このブログで書いたので、今回は三度目にして何を感じたか自分の備忘録のために。

 

毎回メンバーに入れ替わりがあったり、初参加のダンサーがいたりと、いつも新鮮な感じで取り組んできたが、今回は特に、いい意味でやっと「初めまして」のような初々しさが取れたように感じた。

 

 

こういう場合に気を付けてなくてはいけないのが、注意散漫になったり、集中力欠如してしまったりすること。いわゆる「慣れ」における盲点。どこ焦点をあてるか、最後まで気を抜けないぞ!と思った。

 

かと言って、ガツガツと肩ひじ張って演奏するのも違うので、「今この瞬間」だけに焦点を当てて、なるだけリラックスしながらアンテナを巡らそうと演奏した。

何をしても、しなくても、今現在は変わらない、だから、「ここにある、あなたがいて、わたしがいる」ということを素直に受け入れて、ストンとやる。

 

それが上手にできたかは分からないけれど、やはり終演に向かうにつれ、感謝と愛しさが込み上げてきたので、やれてよかったなあと感じた。同時に、終わってしまう寂しさも。

 

 

Airという試みを通して、今回しみじみ感じたのが、「自分は他者と表現を共有するなら、本当に必要で、好き同士だと確信できる人としかやりたくないし、やらないほうがいいな」ということ。

はじめは「なんかおもしろいぞ」という好奇心から、間口は広くあったほうが絶対お得。いろんな人とのセッションや共演を通してでしか学べないことはたくさんある。

でもそれを続けてゆく、っていうことは、また全然違うエネルギーが必要。

お互いの存在や表現方法に納得して、好きだな、信頼できるな、という他者とのぶつかり合いは、きっといつまでも刺激的だし、常に進化をもたらしてくれるはず。

だから、私を私の音楽を好きだと言ってくれる人、私もそう思える人としか、続けることは出来ない。

 

星加さんはじめ、星屑ロケッターズのメンバーが、本当に好きだなと私は思った。

その姿勢。

普段は寡黙な星加さんがリハの合間や、本番前にダンサーに対して放つ、鋭くも的確な言葉すべて、私のためにもなる言葉ばかり。一言も聞き漏らすまいと受け止めた。またそれを受け止めるメンバーたちの姿勢もまっすぐで素敵だった。

 

あと、メンバー間の心遣いや、レスポンスの早さも、一緒にいてとても気持ちがよい。

ふと、自分も含めて、ミュージシャンがこれだけ集まっても、このようには行かないだろうなあと心の中で苦笑した。

 

ダンサーという生き物の身体能力の高さにはいつもほれぼれします。

当たり前みたいに2時間ぶっとおしで、すごい素早さで床に伏せたり立ったりを繰り返すって、私練習中に真似したけど一度もできなかったもの!

私は音楽担当だから、ずっと座ってるだけなので、なかなか気が付かなかったけれど、一曲フルで踊るだけで相当な体力を消耗してるんだ!と今回やっと気が付いた(遅くてごめん!)。

 ダンサーはふとしたことが直接怪我や故障の原因につながり、命取りになるので、集中力体力共に凄まじいことだと、頭が下がる。

 

 今回の最終章二日間の二日目にはなんとトランペットの黄さんも参加してくた!

初参加なのにさすがの存在感を放って、あっというまにみんなに愛されていた。さすが神戸のアイドル。どんな現場でも自分の音の居場所を自分で確保してゆく音楽性は、ベテランミュージシャンならでは。トランペットは単音なのに、それが入るだけで曲のボリュームが倍以上に膨らんで、エネルギーが増した。

 

 今回は神戸ということもあり、矢野絢子の普段のライヴにも足を運んでくださる顔がちらほら見えたり、前回の岡山のメンバーやスタッフさんが来てくれていたり、リピーターの方もいて本当にうれしかった。もちろん初めてのお客さん、ダンスさえみたことがない方々も来てくださっており、終演後のアンケートの感想に励まされた。

また、3日間を通して、共に本番を作り上げてくださったダンスボックスのスタッフの皆さんの、ダンス愛と気さくさに背中を押された。見えないところで色々たくさん動いてくださり、そのお力添えで連日ほぼ満席とあいなり、大成功に終わった。

心より感謝いたします。

 

さて、星絢ロケッターズ最初の章が閉じられた。

次の章はいかに!!私のいいところと悪いところでもあるが、常に刺激を追い求めすぎる、という癖があり、もうすでに次回へのたくらみが胸の中で渦巻いている。

同じことはしたくない、新しいものが欲しい。そんな子供っぽい欲求を

星加さんがどう鎮めてくださるのか!!

こうご期待★

 

 

 

 

★次回星絢ロケッターズは、12月松山2公演!

 Airは始まりの音、心と空間の震えを通して伝わる想い、

 そを経て次回は、もっと近くへ行きたい、触れたい、という

 直接的な衝動へ。

 タイトルは「メテオ~二人の隙間の形~」★

 

 

矢野絢子ROOTS2「この冬のたんめ」発売!!

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私の高知のホームグラウンドである歌小屋の2階のための

 

チャリティーアルバム第二弾をリリースします!

 

タイトルは「この冬のたんめ」。

 

池さんの曲は好きな曲がたくさんありますが、このテーマの楽曲は特に

 

親近感を感じます。フォーキーで、あったかい、冬の歌たち。

 

今回はいしだきぬよがスネアやパーカッションを入れてくれて、

 

より歌小屋バンド感のある楽曲もあり、コーラス隊も入ってくれて盛りだくさん。

 

リリース記念ライヴは、今週末10月22日(土)に岡山玉野のCafe & Live Musikにて

 

矢野絢子弾き語りワンマン。この日が初売りとなります!是非お越しくださいませ。

 

歌小屋では、10月30日15時からのえてかってライヴにて発売記念ライヴをします。

 

こちらは歌小屋メンバーの参加もあり。

 

11月から、蒼い鳥ショップでの取り扱いも開始したいと思います。

 

矢野絢子ROOTS1「静かな夜」、

 

PETER PAUL& 絢子1stアルバム「SINGS」

 

の2作品も同時に通販開始する予定ですので、

 

是非この機会にお買い求めくださいませ♡

 

ライヴ詳細など、オフィシャルサイト蒼い鳥をご覧ください。

http://www.yanojunko.net

 

矢野絢子ROOTS2「この冬のたんめ」
~contribution for UTAGOYAnoNIKAI~

2016.10/wouf-135po/\2500

 

 矢野絢子の歌世界、そのルーツである池マサト氏。

高知「劇場歌小屋の2階」の主催であり、

矢野絢子が師匠と敬愛する池氏の楽曲をカバーする「ROOTS」アルバム第2弾。


 今回の選曲は、池マサトのジウニツキノウタシリーズ11月「この冬のたんめ」より。

前作に引き続き、ギターに池氏本人、ヴァイオリンにお馴染みの嶋崎史香を迎え、

さらにパーカッションいしだきぬよ、コーラス隊に大久保和花、フジ子マネージアを加え、

歌小屋感満載の仕上がりになっている。
このアルバムの売り上げは全額歌小屋の2階の活動資金へと寄付する、歌小屋へのチャリティーアルバム。

 

♪収録曲♪ わかれ/はっぱ/うっかりすっかり/ストーブ/休み/隙き間/冬の窓/たんめ
 

録音2016.9 メッソスタジオ

 


 

ハッピーウィルスに感染中

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金木犀がそこかしこでプンプンとロマンチシズムの誘惑を振りまいている今日この頃。

 

みなさまいかがお過ごしですか。

 

暑うなったり寒うなったり、雨や風が懸命に次の季節へ進もうとしているのが顕著に身に染みるこの季節。

 

私も、ウールのコートを引っ張り出したり、半袖着て汗ばんだり、行きつ戻りつしております。

しかし今月ももう終わりだというのに、家で寝たのは今日で7日めという旅芸人ぷり。

それなのになぜだか心は「ライヴしたいライヴしたいライヴしたい本番したい本番したい」とうずいております。完全に本番ジャンキーです。練習もちゃんとしよう。

 

あと今月は大好きな友人二組の結婚パーティーにライヴで参加させていただくという

ハッピーな月でもありました。

どちらのパーティーもとっても個性的で、魅力的で、結婚式というよりパーティーとして思いっきり楽しくて、最終的にぐっときて涙が出ちゃうような、そんな素敵な2夜でした。

両日それぞれ200名もの方々がお祝いに来ていて、その顔触れやムードも、それぞれ二組のご夫婦の人生や歴史を物語っていて、素敵な方ばかりで、その中に自分がいることがすごく光栄で嬉しかった。

その日の計画に携わった彼らの友人たちの一生懸命さにも心打たれた。成功させよう、喜ばせたい!という一心で!

「結婚」てどういうことなのか、縁のない私にはまだよくわからないけれど、ただまっすぐに、誰かの人生の節目を、これからの幸せを心からみんなで祈れるっていうのは、それ自体がなんて幸せなことなんだろうと感動しました。

 

そんなハッピーウィルスに感染して、元気をたくさんもらったわたくしの今後の活動をちょいと。のぞいてくださいませ。

各地の皆様、何卒よろしくお願いいたします★

 

2016年10月28日(金)  劇場 歌小屋の3階パーラーオッフォン 矢野ギタ絢子

2016年10月29日(土)  劇場 歌小屋の2階 リクエストライヴ「JOKER」 

2016年10月30日(日)  劇場 歌小屋の2階ライヴ 「えてかって」 

今月の締めの歌小屋3デイズももうすぐ!!

矢野ギタはともかく、10月テーマJOKERはピアノが楽しい曲が多くてワクワクします。

えてかってライヴは歌小屋メンバーも参加しての「この冬のたんめ」ミニアルバムレコ発ライヴ!!!

 

 

 

 

さてここからは11月の私の歌旅まいります。

大好きな沖縄に参りまして、ワンマンライヴ2本かまします!!

2016年11月4日(金)  

沖縄・浦添groove 矢野絢子ワンマン

この日は「郷」と銘打って、ピアノ弾き語りソロでワンマンライヴです。

「郷」は歌小屋で11月やっているライヴのテーマタイトル。

心のふるさとや、歌のルーツ、そんな想いのこもった歌たち。

当日は歌小屋「郷」テーマ以外の新曲たちも含めながら演奏します。

浦添grooveさん初めての場所でとっても楽しみです。

 

 

2016年11月5日(土)  

沖縄・沖縄市 音洞 矢野絢子×銀天団 スペシャルコラボ「焔」

翌日は沖縄でもとってもディープで素敵な町、銀天街で生まれたバンド

「銀天団」とのコラボライヴです。

ダブという、私はあまりなじみのない音楽をやる彼らですが、

一度ライヴを観させてもらったんだけど、すごく体の奥がずんずん揺らされるような、

原始的な祈りのようなものを感じました。ものすごくエレクトリックなのに!

そんな彼らと、なんと、歌小屋で年に一度4月にしかやらない矢野絢子能面ライヴ「焔」でコラボします!

妖怪じみたコケティッシュなムードでたっぷり遊んじゃいたいと思います。

 

 

あと、沖縄での演奏は

11月2日(水)は地元のミュージシャンベギーさんと安里Fanfareにてツーマンライヴ。

19時オープン20時スタート。

11月7日(月)は北谷モッズにて、これまた地元の若手ミュージシャンの方々が5,6組出演されるイベントに私もちゃっかり出演させていただきます。

こちらも19時オープン20時スタート。

 

沖縄の皆様!是非是非お越しくださいませーーー!!!

 

 

 

 2016年11月11日(金)  

神奈川・藤沢Bar Cane's 矢野絢子×黄啓傑tp「バッカスの子守歌」

沖縄を満喫した後は、関東へひとっとび。

こちらも初めて演奏させていただくお店、藤沢Bar Cane'sさんにて。

前々からお店のことは知っており、先輩ミュージシャンもたくさん出演されているので、

念願の初出演!という感じです。

バーなので、たっぷり美味しいお酒を飲んでいただけるようなライヴにしたいです。

トランペットの黄さんとのデュオなので、その辺はバッチリ。

ちなみにバッカスというのはお酒の神様のことですたしか。

 

 

 

2016年11月12日(土)  

浜松エスケリータ68  矢野絢子ライヴ

年に1度といわず、もう1度来たい!!!という願いをかなえてくださいました。

静岡は浜松の名店エスケリータ68。素敵なマダムと謎のマスターゴトウさん

究極に美味しいベーグルが迎えてくれます。

今回は謎のサポートアクトだあこえ&たかぼう、もエスケリータならではのホットなライヴをかましてくれるとのことで、その辺もお楽しみに★

 

 

 

ムーンライトキャバレー2016愛の列車に乗って幸せ駅まで出発進行!!

2016年11月19日(土)  愛媛・宇和島booby 

2016年11月20日(日)  愛媛・今治「明星」

はい、今年もやりますムーンライトキャバレー!!

言わずとも知れた?最高パフォーマーたちとの年に一度の共演に今年も胸高鳴ります。

今年のタイトルヤバイですねえ、サトコママのハッピーウィルスが蔓延しております。

今回はチェリーターフーンが体調不良のため、チェリー直々にご指名のダンサーメカブちゃんが新メンバーに加わってのムーンライト。メカブちゃんはバーレスクとポールダンスも披露してくれる、強力ハッピーキュートな女の子♡

宇和島と今治の2公演のみなので、お見逃しなくよ!!!!!

 

 

 

 オトナのにこにこぷん!矢野絢子×山村誠一×とんちピクルス

2016年11月23日(水)  高知 A.BAR

2016年11月24日(木)  高知・日高酒造ホール 

スティールパンの山村さんとウクレレラッパーのとんちさんと私の

デコボコトリオでにこにこぷん!昨年大阪で初トリオライヴをして以来、

高知にも是非来てほしい!!という声があったかなかったか、

兎にも角にも初の高知上陸と相成りました。

初日はおなじみ高知のA,BARさんにて、二日目は高知の私も初めての

日高酒造ホールさん。酒蔵ホールって素敵!

両日来ても楽しめますよー!高知の皆様是非★

 

 

 2016年11月25日(金)  劇場 歌小屋の3階パーラーオッフォン 矢野ギタ絢子

 2016年11月26日(土)  劇場 歌小屋の2階 リクエストライヴ「郷」

2016年11月27日(日)  劇場 歌小屋の2階ライヴ 「えてかって」 

月の締めは恒例の歌小屋ライヴ3デイズ。「矢野ギタ」は相変わらずギターうまくなってないし、「リクエストライヴ」はもう最後から二番目になっちゃったし、「えてかって」は当の本人も当日まで何するかわかんないし、これはどれも見逃せませんyo!!

 

 

 

 

全てのライヴの詳細は、矢野絢子オフィシャルサイト蒼い鳥のライヴ頁をご覧くださいませ★

http://www.yanojunko.net

 

星絢ロケッターズ「メテオ~二人の隙間の形~」

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星絢ロケッターズの新作公演を終えて。

 

先日松山のダンススタジオモガにて、2日公演やらせていただきました。

この場所で、昨年11月末、初めての星絢ロケッターズ、

「Air」の初演をやり、今年1年かけて、岡山で「Air2」、神戸で「Air3」とやりきり、

新作「メテオ」を引っ提げて、戻ってきたという感じでした。

 

曲目は

第一部

1 つめたい手

2 モノクロームダンス

3 真紅

4 星月夜

5 あくむ

6 星屑ロケッターズ「メテオ」

第二部

1 トキヒカル

2 おるき

3 道しるべ

4 深夜高速

5 吉野桜

6 ふたつのプレゼント

アンコール

金色の河

 

前回までの「Air」が、矢野絢子と星屑ロケッターズそれぞれの

今のカラーを初期衝動でぶつかり合い、混ぜ合った

「初めまして」的な公演だとすると、新作「メテオ」は

ふたつの生き物が、さらに深く、近く、生々しく

知り合う、もつれあう、というようなイメージでやりたかった。

 

私の歌とピアノ、そして星屑のダンス、そのふたつで、どう表現を、

伝わり方を変えられるのかな、という疑問の答えは、始まるまで出なかった。

 

星絢ロケッターズの作り方は、

イメージがまずあって、楽曲は星屑サイドでそれぞれ選曲してくれる。

それをもとに私が曲の順番を決めて、前夜のリハーサルで曲間のつなぎや、

ダンサーたちの希望を聞いて、全体の演出をまとめてゆく、

ざっくりいうとこんな感じ。

なので、選曲があがってきたとき、いつも新鮮な驚きと喜びがある。

普段自分がライヴでは歌わない曲などがあがってくると、

「おー、ここに目を付けるとは、そなたやるな!」と一人ニヤニヤしたりして。

なんといっても今回は全曲新曲(ダンス振付がね)。

 

ロケッターズのメンバーの大半は普段のお勤めをされてて、働き盛りのうえに、

家事出産育児などの人生の過渡期を迎えた年頃男女。

本当に大変なスケジュールの中、稽古に通い、

振付を本番ギリギリまで考えたり、覚えたり。その努力に頭が下がります。

そして今回も初参加の新人メンバー若き男2名が加わって、

なんだか人生の縮図がみんなの中に渦巻いていて、おもしろいです。

 

そんなメンバーだからこそ、身体と身体の混じり合い、ぶつかり合いだけでなく、

その人となりや、過ごしてきた過去も含めて深く表現できていったらいいなと思いました。

 

メテオは男女の交わりを飛び越えて、宇宙にいったり、細胞になったり、

愛を失ったり、家族を思ったり、振り返ってまた歩き出す、というような物語になりました。

 

今回妊娠や出産、育児で参加できなかったメンバーたちも遠くで、近くで見守ってくれて、

彼女、彼らも含めての作品だなあとしみじみ思いました。

 

ポスターに使ってくれた私の絵「二人の隙間の形」。だいぶ昔に描いたものですが、

今回の彼らの表現をみていて、人との隙間の形というのは絶えず変わってゆくものなのだ!

という当たり前の事実に気づかされ、とっても嬉しかったです。

 

私は変化に異様に固執すると自分で思っているのですが、

例えば表現ひとつとっても、変わってゆくのではなく、増えてゆくっていう風に捉えられたら

今よりもっと自由に、楽になれるなあと思いました。

 

2日間満員のお客様、モガのスタッフの皆様、星屑ロケッターズの皆様

2日目、松山ライヴの前に駆けつけてくれて、最後にトランペット吹いてくれた黄さん。

本当にありがとうございました★

また、少しずつお互い成長しながら、面白いことやり続けましょう。

 

今年最後のうたもよう

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12月に入って、さすが師走というくらい、スタートから猛ダッシュの日々。

 

ゆっくり酒を愉しむ時間もなく、久々のアルコール抜きの日々でしたが、

 

明日から今年最後の旅が始まると思うと

 

いてもたってもいられなく、小さ目のボトルを購入。

 

その名もロミオとジュリエット。

 

ええ、ええ、十二月ってやっぱりロマンチックに過ごしたいのよ、

 

走り回っていても、そこはところどころ押さえたいとこです。

 

味もまろやか。

 

どんな時でも白鳥のように、水面下はじたばたしてても

 

水面上は白鳥のごとき優雅さで日々を渡り歩いてゆきたいものです。

 

さて、明日から今年最後の歌の旅、はじまります。

 

各地の皆さん、何卒よろしくお願いいたします♡

 

 

★まず最初は年末スリーデイズ!
初日は京都巴里野郎さんで年末ジャンボリクエストライヴ!

中日は初めましての四日市MISAYAさんでのワンマンライヴ!

最後は兵庫のかばくんカレーさんで、背中で聞かせるホットなひととき!

【日  時】2016年12月9日(金)
【タイトル】矢野絢子年末ジャンボリクエストライヴ

【会   場】 「巴里野郎KYOTO」
【開  演】 OPEN 18:30/ START 19:00
【料  金】 前売 2,500yen / 当日 3,000yen
【出  演】矢野絢子
【お問合せ・チケット予約】
「巴里野郎KYOTO」http://pariyaro.net/
住所 京都市下京区河原町四条下ル三筋目(信号1つ目)東入ル柳川ビル2F
電話・FAX 075-361-3535・075-343-1304

 

【日  時】2016年12月10日(土)
【タイトル】矢野絢子ライヴinMISAYA
【会   場】 四日市「Dining Cafe MISAYA」
【開  演】 OPEN 18:30/ START 19:00
【料  金】 前売 2,500yen / 当日 3,000yen +1food order
【出  演】矢野絢子
【お問合せ・チケット予約】
Dining Cafe MISAYAb http://www.munieru.com/misaya/misaya/misaya.html
三重県四日市市西浦1-1-4 ミサヤビル1F
TEL 059-353-3744

 

【日  時】2016年12月11日(日)
【タイトル】矢野絢子ライヴinかばくんカレー
【会   場】 神戸かばくんカレー
【開  演】 OPEN 15:00/ START 16:00
【料  金】 前売 2,000yen / 当日 2,500yen +1curry order
【出  演】矢野絢子
【お問合せ・チケット予約】
カレーライスとコーヒーかばくん

神戸市長田区日吉町6-6-14
078-219-8005

 

 

★日本の聖地神戸にて、ブルームーンカルテットのクリスマスコンサート!

そこにちょこっとゲスト出演させていただきます。

うーんこれはリッチでロマンチックな夜になりそう~♡

【日  時】2016年12月12日(月)
【タイトル】「ブルームーンカルテット クリスマスコンサート2016」
【会   場】 神戸 Chicken George(兵庫県神戸市中央区下山手通2-17-2 B1F)
【開  演】開場 17:30/開演 18:00
【料  金】 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
【出  演】ブルームーンカルテット/坂本愛江/矢野絢子/リーテソン/polychrome
【お問合せ・チケット予約】

問:Chicken George 078-332-0146
メール予約 webmaster@chicken-george.co.jp

 

 

★スティールパンの山村誠一さんと、西成のさなえちゃんのお店「釜晴レ」にて。

山村さんはサックスやパーカッションも熱いです!

【日  時】2016年12月13日(火)
【タイトル】クリスマスのライオン
【会  場】@釜晴れ:大阪市西成区萩ノ茶屋2-7-5マンションマンデー1F西側店舗
【時  間】open18:30/start19:30
【出  演】矢野絢子(Vo.Pf)   山村誠一(スティールパン・パーカッションetc…)
【前  売】前\2500当\3000(ドリンク別)
【予  約】
@釜晴れ:大阪市西成区萩ノ茶屋2-7-5マンションマンデー1F西側店舗
ご予約・問合せ:080-1438-2702(山本)

 

 

★山村さんとのデュオ二日目は高松ラフハウス!

今年もたくさんお世話になりました。感謝をこめて♡

■ 2016年12月14日(水)
■ 出演者:矢野絢子 feat.山村誠一(スティールパン)
■ 公演名:クリスマスのライオン 高松公演
■ 開場 19:00/開演 19:30
■ 入場料¥3000/早割¥2500
■ 予約:https://tiget.net/events/7005
■ 会場:高松RUFFHOUSE (http://www.barruffhouse.com/)
※ 早割り受付期間:12/13 (火) 23:59まで。
※ 出演者募集中

 

 

★東京碑文谷アピア40にて、またまた年末ジャンボリクエストライヴ!

リッチなグランドピアノで、ロマンチックに歌いきれますように!!!!

【日  付】2016年12月16日(金)
【タイトル】年末ジャンボリクエストライヴ
【会 場】目黒 学芸大学 APIA40
【開 場】19:30【開 演】20:00
【料  金】 前売り\3000 当日\3500(共にドリンク別)
【出 演】矢野絢子
【チケット予約】【問い合わせ】
03-3715-4010(APIA40)http://www.apia-net.com
APIA40 東京都目黒区碑文谷5-6-9サンワホームズB1
TEL&FAX 03-3715-4010 http://www.apia-net.com

 

 

★上尾プラスイレブン2度目ましてのご挨拶。

たっぷりと12月の歌を歌いまくりたいと思います。

【日  時】2016年12月17日(土)
【タイトル】「今年もお世話になりました」
【会   場】プラス・イレヴン http://www.pluseleven-ageo.com/
【開  演】開場18:30/開演19:00
【料  金】3000円(1d別) 当日3500円(1d別)
【出  演】 矢野絢子vo.pf
【お問合せ・チケット予約】
プラス・イレヴン
〒362-0035埼玉県上尾市仲町1-2-15 吉沢ビル1F
Tel: 048-788-3996

 

木漏れ日さす素敵なお店でのランチライヴは格別。

今回は引田香織さんとのツーマンライヴです。

★こちらも二度目ましての板橋ファイト!

【日  時】2016年12月18日(日)
【タイトル】「快晴の日曜日」
【会   場】 ファイト!(東京・板橋駅徒歩4分)http://fight-fight.jp/
【開  演】 OPEN 12:00/ START 13:00
【料  金】 [前売]\3,000- [当日]\3,500-
※会場にて別途ご注文をお願い致します。
※当イベントは雨天決行で開催します。
※定員35名様。
 【出  演】矢野絢子・引田香織

 

 

★今年もやってきました中むらさとこ×矢野絢子、ワインで紅白歌合戦。

三津浜サンジャックの美味しい料理とワインで、ワイワイやりましょう~!

【日 付】2016年12月19日(月)
【タイトル】三津浜紅白歌合戦
【会 場】三津浜ビストロサンジャック
【開 場】18:00 【開 演】19:00
【料 金】 2500(共にドリンク別)
【出 演】矢野絢子 中ムラサトコ

 

 

★一年待ってました!ブルームーンカルテットの高知公演!!!!

クリスマスコンサートということで、ああこれでロマンチックな12月は完成します。

中町バーさんはとにかくご飯美味しくてお酒もたっぷり!

一緒に楽しみましょう~

【日  時】2016年12月21日(水)
【タイトル】ブルームーンカルテットクリスマスコンサート
【会   場】 中町バー
【開  演】 OPEN 19:00/ START 20:00
【料  金】 前売 3,000yen /当日 3,500yen 各別途1オーダー
【出  演】ブルームーンカルテット ゲスト矢野絢子
【お問合せ・チケット予約
中町バー088・884・1134(20時以降)
高知市はりまや町2丁目3-7 2F

 

 

★ディアズ今年最後は紅白歌合戦。紅組はシマフミと私、

白組はきぬよと大久保和花。

二手に分かれて、男のうた、女のうた、歌い合います。

終演後のお客さんのジャッジでどちらが優勝するか決まりまーす!

是非紅組に一票いれにきて!

ディアズ(矢野絢子vo.p・大久保和花vo.g・いしだきぬよvo.per・嶋崎史香vln)
【場  所】 劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 18:00/18:30
【料  金】 1公演\2000(D込) 
【出  演】 ディアズ
【チケット予約】
※劇場歌小屋の2階ライヴのチケット予約は受け付けておりません。
 全日当日券のみなので、そのままお越しください。
 駐車場ご利用の方は予約が必要です。088-831-3265まで
【扉の開け方】
※歌小屋の2階の入り口は2階、一番奥の銀の扉です。
取っ手を横にしたまま押してあけてください。
(ライヴ中でもカギはかかってません)
劇場 歌小屋の2階 http://utagoya.com/ 
高知県高知市仲田町5-12 メッソビル2F

 

 

★矢野絢子最後のワンマンライヴは歌小屋。

2016年に歌小屋でやって「矢野ギタ絢子」「えてかってらいヴ」「リクエストライヴ」

を一夜で全部やっちゃいます。そしておもむろに一つ年をとります。

見届けにきてねー!!!

【場  所】 劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 ・昼昼公演13:30/14:00・夜公演18:00/18:30
【料  金】 1公演\2000(D別) 昼夜通し¥3000
【出  演】 ★昼昼公演  石田衣代・ニセのBAND~花子記念~
        ★夜公演 矢野絢子
            18:30~矢野ギタ絢子・えてかって
            19:30~リクエストライヴ「クロスロード」
 
【チケット予約】
※劇場歌小屋の2階ライヴのチケット予約は受け付けておりません。
 全日当日券のみなので、そのままお越しください。
 駐車場ご利用の方は予約が必要です。088-831-3265まで

 

 

 

★最後は恒例の歌小屋年越しライヴ!この日は誰でも出演出来るから、

今のうちに出たい人は歌小屋に電話しましょう~。

今年は誰が年越しに当たるかな。当たりませんように!!

【タイトル】歌小屋総出演「年越しトシ子」
【場 所】 劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 19:00/20:00
【料 金】 \2000(D別)
【出 演】 歌小屋の2階総出演

 

 

 

 

全てのご予約はこちらで予約承ります★

・メール予約 yanojunko.live@gmail.com
※メールタイトルに「日にち、場所」、本文に「氏名、人数」をご記入のうえ送信してください


メリークリスマス★&2016もありがとう★

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2016年最後のワンマンライヴを終えて帰宅。

しのびあしで王様にプレゼントをしたためて。

 

最後のライヴはなんだか本当に楽しかった。

いつも楽しいのですが、今この瞬間瞬間の喜びの

その繰り返しのために私は生きてるんだなあって再確認。

 

この一年間、旅の空の下、高知の空の下、

MORE NEXTONE次なる音を探しながら、歌い続けました。

 

やはり幸せな日々だったと振り返って思います。

 

アルバムはカバーアルバムを3枚リリースできました。

 

ライヴ本数としては、高知の歌小屋で50本、それ以外で100本、

合計150本のライヴをすることができました。

 

残りの200日とちょっと、いったい何をしていたのか思い出せないくらい、

ライヴの思い出がたくさんです。

 

今年歌わせてもらったお店、マスターやママ、スタッフの顔を一人一人、

一軒一軒思い出す幸せ、

 

また同じ日にステージをいろんな形で共有してくださった方々の音や姿、

声を思い出す幸せ。

 

みんな一人残らず私に出来ないことをやっていて、

出せない音、持っていないものを持っていて、それを惜しむことなく私に見せてくれました。

 

それから、ここには書ききれない、客席でライヴを聴き、見守ってくれたすべての方に感謝を込めて。

 

ありがとうございました。

 

今年も無事に年を重ねました。37歳だよ!アラフォー万歳!

 

メリークリスマス♡

 

 

★今年歌わせていただいたお店。(1月から順に)

 

高知・フォーク酒場グラッシー(1月2月)

香川・高松RUFFHOUSE(2月5月8月12月)

大阪・あなぐま亭(2月)

沖縄・那覇 喫茶カラーズ(2月)

沖縄・首里 アルテ崎山(2月)

沖縄・コザ ジターヌ(2月)

埼玉・越谷EASYGOINGS(2月)

埼玉・上尾プラスイレブン(2月)

東京・高円寺ムーンストンプ(2月3月10月)

東京・町田まほろ座(2月)

高知・A BAR(3月11月)

松山・バラックからし屋(3月)

神戸・BAR UA(3月)

兵庫・加東市Live&Bar Fuzzy(3月)

福井・BAR JAKE(3月)

金沢・もっきりや(3月)

岐阜・飛騨古川リトルビレッジjr(3月8月)

富山・音楽酒家 村門(3月)

長野・ネオンホール(3月)

山梨・旧北斗市立日野春小学校音楽室(3月)

東京・大塚All inFun(3月)

徳島・寅屋(4月8月)

神戸・肝劇場(4月)

神戸・和食処いまる(4月)

名古屋・栄DOXY(4月8月)

大阪・みの家(4月10月)

和歌山・珈琲店カデンツ(4月)

姫路・ヌアージ(4月)

兵庫・舞子 酒と肴こずみっく(4月)

浜松・エスケリータ68(4月11月)

静岡・SHIMADAKE~島田家~(4月)

埼玉・北浦和KYARA(4月)

広島・ふらんす座(4月)

鳥取・米子ワンメイク(5月)

松江・A LIVE(5月)

尾道・ハライソ珈琲(5月)

岡山・玉野CAFE&LIVE MUSIK(5月10月)

高知・メフィストフェレス3階(5月)

東京・学芸大学APIA40(6月12月)

東京・板橋ファイト!(6月12月)

福岡・博多音楽酒場ブギ(6月)

福岡・西区アリワ(6月)

福岡・箱崎水族館喫茶室(6月)

松山・道後ワニサイ(6月)

岡山・天神プラザホール(7月)

松山・Ys cafe(7月)

高知・四万十 中村駅土佐くろしお鉄道列車内(7月)

高知・中町バー(8月12月)

岡山・MO:GLA(8月)

京都・巴里野郎KYOTO(8月12月)

大阪・ムジカジャポニカ(8月)

香川・高瀬ミュージックバルブギナイト(9月)

高知・香北星空劇場(9月)

神戸・Art tTheater dB Kobe(9月)

高知・Sha.La.La(9月)

高知・Bar Salvador(9月)

埼玉・ゆうパークおごせGO AROUND JAPAN(10月)

東京・池袋 鈴ん小屋(10月)

東京・国立酒場FUKUSUKE(10月)

北海道・函館THE BEATS(10月)

北海道・小樽キッチンぐるぐる(10月)

北海道・札幌くう(10月)

北海道・札幌ターミナルプラザことにPATOS(10月)

神戸・三宮BARコラソン(10月)

沖縄・安里Fanfare(11月)

沖縄・浦添groove(11月)

沖縄・コザ音洞(11月)

沖縄・北谷モッズ(11月)

神奈川・藤沢BAR CANES(11月)

静岡・HASHIGO(11月)

愛媛・宇和島booby(11月)

愛媛・今治明星(11月)

高知・日高酒造ホール

愛媛・松山ダンススタジオMOGA(12月)

三重・四日市Dining Cafe MISAYA(12月)

兵庫・神戸かばくんカレー(12月)

神戸・チキンジョージ(12月)

大阪西成釜晴れ(12月)

愛媛・三津浜サンジャック(12月)

etc...

 

高知・劇場歌小屋の2階(1年中)

 

 

 

 

★共演、同日出演、O.A、セッションなどとにかくステージを共にできた方々。
(1月から順に、出演多数のフェスやイベントはのぞく。敬称略)

 

大久保和花・石田衣代・嶋崎史香・池マサト・ネリ・フジ子マネージア・えとく・さの彦

マリリン・上田宇宙・ギリチョン・海月ひかり・坂野志麻

黄啓傑・富永寛之・もめん・絵本作家sava・汐月タツロウ・桜子

中ムラサトコ・ゴトウイズミ・けんじゅんとおじょん・秋山羊子・原田忠

さいとうりょうじ・ヤマザキタケル・ジーナ・コノハコトノハ・DECEMBERS

とんちピクルス・中村恵介・星屑ロケッターズ・岡山ダンサーズ・JB・いいくぼさおり

ジュンス(K)・あまのじゃく・ラストタンゴ・夕暮れのサーカスズ

上原ユカリ裕・柴田奈穂・西村直樹・劇団コヨーテ・銀天団・カトリーヌ・ベギー

バロン・工藤精・メカブ・山村誠一・ブルームーンカルテット・坂本愛江

リーテソン・polychrome・エース・引田香織・etc...

 

thank yooooooooooooooooou!!!!

2017矢野絢子ライヴ「Expressus!!!!」

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2017年も幕あけ!

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年の矢野絢子年間タイトルは「Expressus!!!!」で決定!

元々はラテン語で「表に現す」「表現する」「外に押し出す」という意。

 

私の中身を惜しみなくどんどん外に押し出して表現しきるぞ!とう想いを込めて。

あと、呼吸の「吐く」がとても苦手なのでそれを克服したいという願いも。

 

歌小屋新春での恒例の漢字一文字書初めは、

シャンパンでしたたか酔い、ステージに上がったとたん漢字がわからなくなり、

書初めさえも創作漢字で押し切るという幕開けでした。

ほんまは創作の「創」って書きたかったんだけど、左側が食べるみたいになっちゃったので、

よく食べ、よく創るってことで落ち着きました。

 

個人的な抱負としましては、穏やかな心で、人や、繋がり、出会いをきちんと大切に扱う、という抱負を掲げます★

 

 

新年あけて気持ちも新たに、歌ってゆきたいと思います。

皆さまどうぞよろしくお願いいたします!

 

それでは、新春のライヴの紹介を。

なんだか20周年ということもあり、何かと一区切り、

これまで、そしてこれから、というような記念日的な大切なイベント目白押しです。

時間、場所、詳細などはオフィシャルサイト蒼い鳥のライヴ頁をご覧くださいませ。

「矢野絢子オフィシャルサイト蒼い鳥」

http://www.yanojunko.net

 

 

 

 

 

★まずは大阪は吹田の吹田5th streetにて、「ROOOOOTS!!!!!」ライヴ。

O.A.にチーバンドを迎えて、高知の歌小屋の仲間と久々に県外遠征です。

5thさんは、デビュー後の大阪ライヴで当時よくお世話になっていましたが、

最近はめっきりご無沙汰しておりました。この度、移転のためこの場所を閉店されるということで、

最後のお別れに歌小屋衆で駆けつけます。

歌小屋の仲間たちと一緒に一番ライヴをやらせていただいたのがこの場所です。

 

 

 

★おなじみ劇場バンドのディアズ。一月ライヴは恒例の演歌~日本の心~シリーズ。

今年はどんどん新しい曲にチャレンジしたいと思います。

シマフミの津軽海峡冬景色は圧巻ですよ!

 

 

 

★矢野絢子デビュー当時から追いかけてくれ、歌小屋の2階にも足を運んでくれ、ついには脱サラをしてライヴのできる手打ちうどん屋「うどん屋の2階」を立ち上げた永尾さんから、

歌小屋、矢野絢子、そしてうどん屋の2階のそれぞれの7年間を振り返り、これからの私たち、というのをテーマにライヴの曲目を組んでほしいというリクエストを受け立ち上がったこの企画。それぞれのあのころから今までの時代を私の歌と共に振り返り、これからの活力にできるようなライヴにしたいと思います。

 

 

 

★新春函館へひとっとび。

随分昔に、冬の北海道でインフルにかかり人生最初で最後のライヴキャンセルをしてからというもの、真冬の北海道を避け続けていた矢野絢子、ついにそれを打ち破り、

チャーミングでオキャンティな友人夢子がオープンしたての夢恋座にて「スナック絢子」、そして美味しいお料理を出してくれるという素敵なお店バリュテュスさんでの初ワンマンのツーデイズで参ります♡

余談ですが、北海道の方ってみんな冬に来い!ていうよね!ガクガクブルブル

 

 

 

★今年の歌小屋の2階矢野絢子ライヴは毎月最終土曜の昼に歌小屋の3階パーラーオッフォンにて矢野ギタ絢子、夜は2階の劇場にてジウニツキのウタシリーズでお送りします!

 

 

 

 

★2月4日は私が大久保和花とデュオ「モナカ」にて

人生初めてのステージに立ってちょうど20周年の記念日。

10年ぶりの再結成でモナカライヴやります。4日土曜日の夜はゲストに幻のデュオヴァイスを迎えて、翌日5日の夜ライヴにはディアズでおなじみの石田衣代、嶋崎史香を迎えてのツーデイズ!!

 

 

ここまででひとまず一区切りの新年ライヴ。

全力で楽しみます♡

年越し新春と歌小屋初ステージを飾ったナオミキャンベルと。

今年も熟すぞ~!!!!

 

 

 

えらそうな月

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満月あたりは月の出がおそくなるから、

 

ちょうどお風呂上りの寝るまえに東の出窓にドドンと月現る。

 

その姿たるや、あまりに立派なので、

 

「おいそこのおまえ、はよ、はよ、われの光を浴びよ」

 

とお月様にいわれてる気持ちになり、

 

電気を点けているのが後ろめたくなり、

 

部屋の灯りを消してカーテンをあけ窓辺にひれふす。

 

白くて強い月あかりが強烈に差し込む部屋の中で

 

月光浴しながら「頭がよくなりますように」と祈る。

 

月あかりを浴びると賢くなると以前どこかで聞いたことがあるから。

 

浄化作用もあるという。

 

浄化作用なら太陽熱の方が高そうだ。

 

高松からきたひとも、愛媛からきたひとも、

 

「高知はちょっとぬくい、太陽がちかい」と言うていたから。

 

毎日こうして太陽を浴び月を浴びしているが、

 

私の業は浄化されている感じぜんぜんない。

 

ピアノを毎日ゆっくり弾けるのはうれしい。

 

弾けば弾くほどに、歌えば歌うほどに、

 

気持ちがあせるような、はやるような感じになって、

 

時計がこわれたみたいにあっという間に時間がたって、

 

ああもっともっともっと、弾きたい歌いたいのに、とおもう。

 

こたえはもうすぐそこなのに、とおもう。

 

しかし私は大人なのでおもう。こたえとかないき。「あせったらいかん」。

 

なのでピアノのふたをしめて、夕方のおかあさんの顔に着替える。

 

 

 

今週末はうどん屋の2階にて、2004年から2011年の間の歌をメインにうたいます

同じ時代を過ごした違う人たちの道のりをおなかのそこに感じながら。

 

 

 

その翌日は冬の函館の2デイズライヴへ。

 

氷点下の風が沸騰するくらいうたいます。

 

20周年記念ライヴ「モナカライヴ」を終えて

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2月4日、5日と、劇場歌小屋の2階で、モナカで20周年記念ライヴをした。

 

モナカというのは私が歌を始めた時にやってたデュオのこと。

 

芸歴20年のうち、モナカでの活動期間は最初の5年くらいなのだけど、

 

その期間があまりにも濃く激しく、

 

ビッグバンのような爆発的な原初のエネルギーが

 

私の音楽のDNAに組み込まれている。と感じる。

 

さらに、当時の仲間がいまだ幾名か生き残っていて、

 

それぞれの活動で、同じステージに立ち続けている、

 

というのも感動的である。

 

ゲスト出演で大阪から駆けつけてくれたヴァイスのピアノボーカル

 

田部和香に至っては、音楽から一切足を洗ってもう軽く10年は経っているのに

 

当たり前のように当時と変わらぬハチャメチャぷりでステージに立ってくれた。

 

それから客席も。

 

歌小屋にあんなに人が沢山入っているところ初めて見たかも

(しかも出演者ではなくお客さん!)

 

というくらい沢山の人がお祝いに駆けつけてくれた。

 

懐かしい顔顔顔!

 

当時を知らぬ人も、知ってる人も、いつも応援してくれてる方も、

 

随分とご無沙汰していた方も、

 

なんだかみんなで、ひとつの「なにか」を大事に大事にハグすることで

 

この瞬間つながっている、

 

という気がした。

 

それは、私一人の音楽の力では到底生み出せないなにか。

 

 

 

20年前の17の私は、ほんとにあきれるくらい無知で粗野で無意味に自信家で攻撃的で

 

いいライヴをやるためなら、人も自分も真っ先に傷つけてかまわないと思っていた。

 

聴くも涙の恥ずかしい話ばかりなのだが、

 

みんな楽しそうに、いまだに昨日のことのように面白がって

 

その荒唐無稽で傍若無人な私の数々の恐ろしい行動や発言をネタに笑ってくれた。

 

そんな仲間やお客さんたちを見ていると、

 

この20年、「まちがい」はたーっくさんあったけど(今もたぶんあるけど)、

 

ほんまに純粋に「ライヴと音楽」だけのために一生懸命やってきたこと

 

それを「わかっちゅうで」とみんなに認めてもらえたような気がして、

 

また背中を押してもらった。

 

私の周りにはキャリアも実力も到底かなわない素敵すぎる先輩方が

 

沢山いるので、

 

芸歴20年など、音楽家としてはやっと小学校あがったかな、という感じだと思う。

 

なので、小学校落第しないように、これからも頑張ります。

 

あと、人も自分も傷つけるんやなくて、大切にするほうが、

 

私の目指す「いい音楽」が続けられる

 

ということを20年たった今は知っています。

 

 

これからはお前のこと、ちゃんとだいじにするぜ!!

 

だからこれからもずーっとよろしくな!(バンドマン風に)

 

らぶ。

 

 

モナカ(外側ヤクザ)とヴァイス(内側ヤクザ)

突っ込みのプロフェッショナル石田衣代(まんなか)とみんな。

 

 

王様9さい、あたしの2月。

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今日は我が息子王様の9回目のお誕生日。

 

今年のプレゼントはスケートボード。

 

なぜか私の分もはりきって買いました。

 

スケボー親子を目指します。

 

ようみたら足のかんじ、なんか似いちゅうなあ。

 

肘と膝につけるサポーターが10歳までのしかなくて、

 

レジの人に聞いても子供ようしかないとのこと

 

「わたし大人やけどめっちゃ転びそうながです、

 でもサポーターなかったら、、、服破けるし、

 大人やに膝血まみれとかダサいなあ、

 この子は9歳なんで子供用でえいがですけどね、

 大人用の肘当てがないてことは、

 大人は転ばん前提てことやろか、どうしよう」

 

と困っているとレジのお姉さんも困ったので

 

すごいスピードで考えて

 

「大人なので転ばないように慎重に乗りますね」

 

と、キリっと宣言して帰りました。

 

しかしすぐにツアーが始まるので練習はしばらくお預けです。

 

今月は関東と九州です。よろしくお願いいたします!

 

 

★昨年出会ったグランドピアノがドーンと待つ素敵なお店プラスイレブンにて、今年の東京歌い始めワンマンライヴ。タイトルは「愛の賛歌」。愛を込めて、たくさん歌います♡

【日  時】2017年2月11日(土)
【タイトル】「矢野絢子愛の賛歌」
【会   場】プラス・イレヴン http://www.pluseleven-ageo.com/
【開  演】開場18:30/開演19:00
【料  金】3000円(1d別) 当日3500円(1d別)
【お問合せ・チケット予約】
プラス・イレヴン
〒362-0035埼玉県上尾市仲町1-2-15 吉沢ビル1F
Tel: 048-788-3996

 

 

★クセになっている日曜日のランチライヴ。公園前の可愛らしいカフェでのひとときは和みます。今回は伊藤サチコさんとのツーマン!ソロでの共演は初めてなのでとっても楽しみです。

当日は特別にイタリア料理のシェフが、昼間とは思えない濃厚なスペシャルメニュウを作ってくれます。みなさん是非食べに来てね!

【日  時】2017年2月12日(日)
【タイトル】快晴の日曜日

【会   場】ファイト!(東京・板橋駅徒歩4分)
       http://fight-fight.jp/
【開  演】OPEN 12:00 START 13:00
【料  金】[前売]\3,000- [当日]\3,500-
※会場にて別途ご注文をお願い致します。
※当イベントは雨天決行で開催します。
※定員35名様。
【出  演】 矢野絢子/伊藤サチコ

 

 

 

 

★やりますスナック絢子。今回はマスターお誕生日の前夜祭ということで、お祝いムードたっぷりでお送りしますよ。ゲストに天才ギタリスト、キュートなおなかのさいとうりょうじ!ボトルキープをお忘れなく♡

【日  時】2017年2月13日(月)
【タイトル】スナック絢子~ヤス生誕前夜祭~
【会   場】 高円寺ムーンストンプ http://www.bighitcompany.com/moonstomp/
【開  演】 20時から 
【料  金】 2500円ドリンク別
【出  演】 矢野絢子 ゲスト さいとうりょうじ
【お問合せ・チケット予約】
高円寺ムーンストンプ
TEL: 03-3310-6996
東京都杉並区高円寺北2-22-6キャニオンプラザ大須賀 B103

 

 

 

★急きょ決定しました、お久しぶりの関内BBストリート!バレンタインライヴ♡

女たちの熱い声、聴きに来てね♡

【日  時】2017年2月14日(火)
【タイトル】 「12階レディースディ-Valentine'sDay SP-」
【会   場】横浜B.B.street
       http://www.bbstreet.com/
【開  演】 OPEN 18:30/ START 19:00
【料  金】 \1800/\2100+1D(\500)
【出  演】矢野絢子 / 保刈あかね / ユキスズキ / さとうみゆ
【お問合せ・チケット予約】
横浜B.B.street
〒231-0016
神奈川県横浜市中区真砂町3-33
CERTE(セルテ)ビル 12F
JR京浜東北線関内駅北口改札でて、
すぐ左手にあるビルの12階です。
TEL:045-681-8202 (15:00~23:00)
FAX:045-663-8102

 

 

★オトナのにこにこぷんメンバーでもおなじみの敬愛するとんちピクルスさんとの福岡ツーマンライヴ第二弾!!今回も小粋に艶っぽく、爽快に参りたいと思います。

【タイトル】とんちと絢子のXファイル
【会   場】音楽酒場ブギ
         福岡市博多区住吉4-15-1-BF
         (住吉交差点焼肉栄楽園地下)
          TEL 092-776-9390
         http://ks-lab.info/boogie.htm
【開場/開演】open19:30 start20:00
【料  金】 予約2500円当日3000円(要オーダー)
【出  演】矢野絢子、とんちピクルス

 

 

 

★前回とんちさんとツーマンライヴをやらせていただいたアリワさんで今回はワンマンライヴをさせていただきます。しかも、生音オンリーのアンプラグドライヴです。
やはり生音がいちばん心地いいと思います。

【日  時】2017年2月17日(金)
【タイトル】矢野絢子「Unplugged Live」
【会   場】alikwa(アリワ)
        福岡市西区小戸3-40-8
         Tel.092-882-8822
【開場/開演】open18:30 start19:30
【料  金】 予約2500円当日3000円(要オーダー)
【出  演】矢野絢子

 

 

 

 

2017年2月18日(土)  佐賀 JAZZ FES

★佐賀ラグジーさんの主催のジャズフェスに参加させていただきます。
ブルームーンカルテットをはじめ、地元のミュージシャンから県外のジャズミュージシャン、そうそうたるメンバーの中ピアノ弾き語ります!

http://saga-jazz.net/

矢野絢子の出演はRAKUGENにて22時より

 

 

 

 

★最後は歌小屋レギュラーライヴ。2月は標。ドロドロしたあちいものをさっぱり爽やかに歌い上げますわ。

2017年2月25日(土)  劇場 歌小屋の2階 昼・矢野ギタ絢子(3階) 夜「標」ライヴ(2階) 

【場  所】 昼・歌小屋の3階西パーラーオッフォン
       夜・劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 ・昼公演13:30/14:00・夜公演19:00/19:30
【料  金】 昼公演\1000(D別) 夜公演¥2000(D別)
【出  演】 ★昼公演
         池マサト
         矢野ギタ絢子
         
       ★夜公演 矢野絢子        
------------------------------------
【チケット予約】
※劇場歌小屋の2階ライヴのチケット予約は受け付けておりません。
 全日当日券のみなので、そのままお越しください。
 駐車場ご利用の方は予約が必要です。088-831-3265まで

【扉の開け方】
※歌小屋の2階の入り口は2階、一番奥の銀の扉です。
取っ手を横にしたまま押してあけてください。
(ライヴ中でもカギはかかってません)劇場 歌小屋の2階 http://utagoya.com/ 
高知県高知市仲田町5-12 メッソビル2F

 

 

春のツンデレ三寒四温

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例年通りの三寒四温。

すなわち

春のツンデレ。

旅から帰ってきたら、きっと枯れてるだろうと思っていた、花が

 

ぜんぜん枯れてなくて、

 

きれいな色のままで、すごくびっくりした。

 

寒い季節ならではの長持ちだろうけど、

 

主人の帰りを待ってたようで

 

なんとけなげなはかなき花よ。

 

突然ですが人は鏡だって、

 

前から知ってるけど、近頃顕著に思います。

 

いいところも、やなところも、

 

私が気になるところはすべて私の中にあるもので、

 

特にいやなとこは気になるから、

 

それを的確に素直にとらえることで、

 

自分のことをもっと知りたいなと思う。

 

なのですべての他者は大事なのだ。

 

なんとけなげなはかなき花よ。

 

王様と夕方スケボーの練習の約束してたのに

 

雨が降り出した。

 

お世話になった方の訃報がとどいた。

 

またありがとうって言い損ねてる。

 

ほらみたことか、すべての他者を大事にできない。

 

ひとりかふたり、目の前の。

 

雨はすごく優しくて、つめたいけど春の雨だってわかる。

 

ひと雨ごとに空をめくって

 

例年通りの三寒四温。すなわち春のツンデレ。

 

どうか安らかに。

 

 

姉弟喧嘩VS一人っ子

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今日寝起きで掃除洗濯布団干しにいそしんでいたら、

 

外から異様な叫び声が聞こえたので、ベランダからのぞくと

 

お向かいさんのお姉ちゃん(小6)と弟くん(小1)が壮絶な姉弟ゲンカをしていた。

 

王様(小3)と3人でバドミントンをしていたらしいのだが、

 

弟くんが何やら途中で怒り出し、お姉ちゃんに向かって泣き叫んでいる。

 

(余談ですが、私にはふたつ年上の兄がいるが、大体において私に優しく、話し合いにも応じるタイプなので、兄妹ゲンカをしたという記憶は殆どない。)

 

なのでハラハラしながら

 

「おーい、ケンカすんなよー」などとベランダから声をかけていたのだが、

 

そのうち弟くんが明らかに怒りに我を忘れた王蟲のように瞳を真っ赤に燃え上がらせて

 

奇声を上げながらお姉ちゃんに飛びかかっていったので、

 

「おっと、これはいかん、骨肉の争いだ、流血沙汰だ」と

 

すごい寝癖でおまけに真っ赤なパジャマの上に真っ赤なガウン、

 

という堅気の人に見られたくないすごい変な派手な格好だったにもかかわらず、

 

私はケンカを止めるべく外に飛び出した。

 

しかし外に飛び出て発見したのは、

 

地べたにうつぶせにされて押さえつけられてうなっている弟くんと

 

その弟くんを踏みつけて涼しい顔のお姉ちゃん。

 

唖然とした私は「・・・お姉ちゃん、つよいね・・・」とつぶやきをのこし、

 

近所の人にこの姿を見られる前に急いで帰宅。

 

その後も弟くんは悔しそうにガオガオ怒鳴りながら

 

ずっとお姉ちゃんを追いかけまわしている。

 

私はまたベランダから

 

「おーい、弟くん、そんなに怒りなや、お姉ちゃんのこと大好きやろ」

 

と声をかけると、ものすごい形相で私をにらみ弟くん

 

「ふつう!!!!」 と叫んで家に駆けこんだ。

 

そこは、「だいきらい!!」やないんだ。なんか可愛いなあと和んだ。

 

一方その一部始終をつかず離れずニヤニヤしながらクールに見守っていた王様。

 

姉弟の遠慮のないケンカっぷりに、内心一人っ子の寂しさを感じてはいまいかと気を使い

 

「あんた、きょうだいおらんくてよかったね、ケンカせんでええき」と声をかけると

 

元気いっぱいに

 

「王くんはねあんなことでは怒らんき、

なぜならぼくは自由だから!!」

とのたまった。

 

なんかすごいなお前。と思いつつ

 

「あんたそれ、一人っ子の特権やん」と返したが、聞いてなかった。

 

 

高知はもう春のにおいがプンプンしています。

 

今月も楽しいライヴ満載。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

3月4日(土)  劇場歌小屋の2階 ディアズ 

★3月テーマは「洋楽&オールディズ」!

 

ディアズ(矢野絢子vo.p・大久保和花vo.g・いしだきぬよvo.per・嶋崎史香vln)
【場  所】 劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 夜公演19:00/19:30
【料  金】 1公演\2000(D込) 
【出  演】 ディアズ
------------------------------------
【チケット予約】
※劇場歌小屋の2階ライヴのチケット予約は受け付けておりません。
 全日当日券のみなので、そのままお越しください。
 駐車場ご利用の方は予約が必要です。088-831-3265まで
【扉の開け方】
※歌小屋の2階の入り口は2階、一番奥の銀の扉です。
取っ手を横にしたまま押してあけてください。
(ライヴ中でもカギはかかってません)
劇場 歌小屋の2階 http://utagoya.com/ 
高知県高知市仲田町5-12 メッソビル2F

 

 

 

 

 

 

 

3月11日(土) 愛媛・宇和島Courant Marin
★宇和島にある美容室アクアマリンさんの一階にあるバークランマランさんにて。

お店の20周年と私の20周年のダブルアニバーサリーライヴです。

お席に限りがありますのでご予約はお早めに!


【タイトル】『20th anniversari live』
【会   場】Courant Marin
【開  演】開場18:30/開演19:00
【料  金】前売 3000円 / 当日 3500円 ※別途オーダーお願いします。
【出  演】 出演:矢野絢子

 

 

3月18日(土)  京都zanpano 『ウタアカリ』 矢野絢子×足田メロウ

★絵描き足田メロウさんとの念願の2マンライヴ。

京都と名古屋へお邪魔します!

次から次へと物語をめくるようなライヴにしたいです。

 

【タイトル】『ウタアカリ』
【会 場】ZANPANO
【開 演】開場18:30/開演19:30
【料 金】前売 3000円 / 当日 3500円 ※別途オーダーお願いします。
【出 演】 出演:矢野絢子(歌とピアノ)× 足田メロウ(絵)
【お問合せ・チケット予約】
ZANPANO
TEL 075-721-2891
京都市左京区田中里ノ内町81 宮川ビル 2F
【電話予約】
ZANPANO 075-721-2891
【メール予約】
ashidamellow@gmail.com
件名を「ウタアカリ京都予約」または「ウタアカリ名古屋予約」とし、
本文に、お名前・電話番号・枚数を記入の上送信ください。
 

 

3月19日(日)  名古屋モノコト  『ウタアカリ』 矢野絢子×足田メロウ


【タイトル】『ウタアカリ』
【会   場】モノコト/名古屋・大須
【開  演】開場18:30/開演19:30
【料  金】前売 3000円 / 当日 3500円 ※別途オーダーお願いします。
【出  演】 出演:矢野絢子(歌とピアノ)× 足田メロウ(絵)
【お問合せ・チケット予約】
モノコト
名古屋市中区大須2-25-4 久野ビル2
TEL/FAX 052-204-0206
http://osu-monokoto.petit.cc/
【電話予約】
モノコト 052-204-0206
【メール予約】
ashidamellow@gmail.com
件名を「ウタアカリ京都予約」または「ウタアカリ名古屋予約」とし、
本文に、お名前・電話番号・枚数を記入の上送信ください。

 

 

 

3月20日(月)  大阪CHUVE CHUVA 矢野絢子×山村誠一「さえずるライオン」~duo

★スティールパンの山村誠一さんとのデュオライヴ!スリリングでハートフルな一夜に
【タイトル】「「さえずるライオン」~duo」
【会   場】CHUVE CHUVA
【開  演】開場18:30/開演19:00
【料  金】3000円(1d別) 当日3500円(1d別)
【出  演】 矢野絢子vo.p・f山村誠一スティールパン、その他
【お問合せ・チケット予約】
CHUVE CHUVA
大阪市西区京町堀1-13-2藤原ビル2F
06-6225-3003(火・水休み)
http://www.chovechuva.com/
contacts<<予約へリンクできます

 

 

3月21日(火)  香川・高松RUFFHOUSE 矢野絢子×山村誠一×山田やーそ裕

★矢野×山村組に7弦ギターの山田さんが加わり。リレーのバトンのように

色んな音の組み合わせを楽しんでいただけます。

 

■ 2017年3月21日(火)
■ 出演者:矢野絢子(ピアノ・うた)、
      山村誠一(スティールパン・パーカッション・サックス)、
      山田やーそ裕(7弦ギター)
■ 公演名:さえずるライオン ~音のバトン~
■ 開場 19:00/開演 19:30
■ 前売¥2500/当日¥3000(1オーダー別途)
■ 予約:https://tiget.net/events/8554
■ 会場:高松RUFFHOUSE (http://www.barruffhouse.com)
※ 前売受付期間:3/20 (金) 23:59まで。
※ 定員数になり次第、予約打ち切りとなりますのでご了承ください。
※ キャンセルが出た場合、自動的に予約受付になります。

 

 

 

3月25日(土)  劇場 歌小屋の2階 昼・矢野ギタ絢子(3階) 夜「しおり」ライヴ(2階)

★矢野ギタはピアノで作った新曲を毎回ギターで披露。

ジウニツキのウタライヴは3月はしおり、和のわびさびと昭和の詩人の唄たち。

【場  所】 昼・歌小屋の3階西パーラーオッフォン
       夜・劇場 歌小屋の2階
【開場/開演】 ・昼公演13:30/14:00・夜公演19:00/19:30
【料  金】 昼公演\1000(D別) 夜公演¥2000(D別

【出  演】 ★昼公演
         池マサト
         矢野ギタ絢子
         
       ★夜公演 矢野絢子           
------------------------------------
【チケット予約】
※劇場歌小屋の2階ライヴのチケット予約は受け付けておりません。
 全日当日券のみなので、そのままお越しください。
 駐車場ご利用の方は予約が必要です。088-831-3265まで
【扉の開け方】
※歌小屋の2階の入り口は2階、一番奥の銀の扉です。
取っ手を横にしたまま押してあけてください。
(ライヴ中でもカギはかかってません)劇場 歌小屋の2階 http://utagoya.com/ 
高知県高知市仲田町5-12 メッソビル2F

 

 

 

ライヴご予約はこちらでも承っております★

・メール予約 yanojunko.live@gmail.com
※メールタイトルに「日にち、場所」、本文に「氏名、人数」をご記入のうえ送信してください


 


日々是哲学~ほめること~

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最近「Ho-Me-I-Ku」(ほめ育)を掲げて活動している原邦雄さんの著書を読んで、うーむと納得させられた。

以下長文。

 

 

「相手を褒めるには、まず相手に関心を持って、観察していてこそ心からの褒め言葉を伝えられる」とのこと。ふむふむ確かに。

ただ容姿が美しい、ファッションが決まってる、とかはすぐ褒められるけど、もっと深く響くのはそうゆうところじゃないところに「気づいてもらえた!」てのが嬉しいもんね。

 

そういう点で考えると、私の場合いちばん難しいのはやはり家族とか身近な人。

何故なら身近な人ほど案外その人のことを知らない、その人の人生観や今関心のある物事、頑張ってることとかを、現在進行形で把握、観察してないことに気づく。

 

「そこに居てくれることが当たり前」て思った時点で注意を払うことを放棄するんやろな。

それよりも嫌だなと思うことに先に気づいてしまうことが多い。

そういう対象を改めて興味と尊敬を持って観察して、いいところを言葉に出して伝える。

とっても難しい!!直して欲しいとこならすぐ言えるのにね。

でも褒めたい。て思う。

自分の人生振り返っても、自分のことでも、曲のことでも、褒めてもらったことは絶対覚えてて、心の栄養分になってるとわかるし、それを糧に今まで頑張ってこられたと思うから。

 

 

思い出したのは、

小学生の時に担任の先生が、クラスメイトひとりずつに、小さな紙きれをクラスメイトの数だけ配って、「その紙にクラスメイト一人一人の長所を書いてください」と言った。

 

仲の良い友達から、ほとんど話したことのない男子まで、一人一人のことを思いだして、ちょっとでもいいな、って思ったところを短く書いて提出した。よく知ってる人のことは詳しくかけたけど、あんまり知らない人のことは覚えている範囲でいいな、と思うところを記憶をたよりに探した。案外すらすらかけた。

 

後日、それはそれぞれの生徒のもとに配られる。

 

クラスメイト全員が私の長所を書いてくれた短いメモをひとつひとつ読みながら、感動したことを覚えている。特に感動したのは、仲の良い女子からのメッセージとかではなくて、普段全然話したことのないおとなしい男子が、そのメモ用紙をハサミで個性的に星型にカットして、汚い字で「いつも明るくてうたをうたってるところ」と書いてくれていたこと。

彼は他の人の分も一枚一枚波型とか雲型にカットして、オリジナルのメッセージカードに仕立てていた。

なんていうか、書いてくれた内容とかよりも、その男子がひとつひとつ丁寧にカードとクラスメイトの個性に向き合ったんだ、という事実に感動した。それぞれのメッセージもとっても素直にうれしかった。

「給食の時間にヲルガンを弾いてたのしく歌っているところ」と書いてくれた人が多くて意外だった。(給食の時間は本当は班に分かれて準備をしなくちゃいけないのだが、私は勝手に自由時間とみなし、ヲルガンを弾いたり歌ったり好き勝手していたのである)あはは。

 

そしてそういう企画をしてくれた担任の先生をこっそり感謝&尊敬したことも。

 

話は戻るが、原さんがいうには「人を褒める」にはまず「自分で自分を褒める」ことが重要とのこと。これに関しては私は大丈夫だと自負する。

自分がまず幸せになることが周りを幸せにすると気づいたのが十代の頃、かなりの間違いも遠まわりも犯しつつ、周りに許されながら今まできたけど、その信念は今も変わらず。

 

鏡の自分と目が合って「ええ感じやなー」、メイクが終わて「かっわいいわー」とか日常茶飯事である。恥ずかしいこととも思わない。

それとこれは私にとってとても重要なことなんですが、どうして人を褒めたいかという理由に、この点が深くかかわってくるのだと思う。

 

だっていいことってわかっていても、したいと心から思わなくちゃできない。

私は本当は人の長所をどんどん知りたいし口に出したいと思っている。それはなぜか。

 

つまり

 

自分が他人のマイナス面ばかりを感じて不愉快な気持ちになる、または愚痴っぽくなる、または直接相手を攻撃してしまう。

イコール、自分が自分の憤慨によって損なわれていると感じる。

私が私を褒められないし、自分を大切にできていないと思ってしまうという点。

 

つまり

 

私が自分を大切にしたいから、自分とかかわる人間のプラスの面を意識してそれを言葉にしてゆくことで、もしかしたら相手もプラスの気持ちになれて、さらに関係が良好になってゆく、もしくはお互いの本質的な持ち味やエネルギー、才能をどんどん生かせることが可能な場が増えてゆく。

それは直接的に音楽の表現活動に影響するであろう。

 

捉え方によってはナルシストのエゴイズムだし、打算的である。

しかし

私は博愛主義者ではないし、基本的に攻撃的な人間であると思うが、

何が自分を満たしてくれたか過去を振り返っても、明らかなのは、私も、一緒にいる人間も、委縮することなくそれぞれがそれぞれをいきいき生きている上で、お互いを認めて、切磋琢磨していたのではないか、と思う。

そこにはナルシストもエゴイズムも入る隙なしである。

 

もうわかくはない、

そして人生みじかい。

そうなってくると、不要な戦い(これは主に自分のライススタイルにおいて場違いな場所や人や物事に対して自分を正当化し認めさせようとするための、浅はかでお互いを消耗するだけの不毛な戦いである)からは尻尾をまいて逃げ出して、

40年弱生きた自分と、奇跡みたいに当たり前につながることのできた人々について、またこれから出会える人々について、感謝と尊敬を持ってポジティ部部長として日々長所を探り出してゆく、という人生の方が遥かに得るものが大きい。

あと単純に人を罵ってる姿かたちは醜い。

 

というのが今日の結論。

結論と実践はちがうので、日々是勉強です。

そして実践は今すぐできるのでワクワクします。

 

余談ですが、原さんの研究によると、

褒め殺しは無意味だし、かえって悪影響を及ぼすこともあるそう。

叱ることも大事。(感情的に叱ってはダメだって!やっぱり!私感情的以外に叱ったことなんてあるかしら!!)

とにかく、どちらも中途半端でなく、褒め切り、叱りきること、が大事らしいです。

詳しくは「原邦雄」さんにきいてください。

 

では。日々是哲学矢野絢子でした。

 

 

 

 

 

 

春を迎え、春に送る

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久しぶりに自転車にまたがった、

タイヤの空気が抜けかけていたので、パンパンにいれて、

思いっきりペダルを踏み込んだ。

一度踏み込んだらなんだかもう止まらなくなって、

急いでもないのに全力でペダルを踏み続けた。

こぎながら頭の中でずっと同じ歌が鳴っていた。

その歌を作った人のことはもうずっと前から知っていた、

でもライヴを生で見たのは去年が初めてだった

1曲目に歌ったことば

「こんばんわお月さん そんなつもりじゃなかったんだ

夜風が身に沁みる でもつきあって くれるね 」

でノックアウトされた。

きっと何年も前に作られた歌なんだろうけど、

生々しく、ひりひりと今の私の心に広がった。

歌ってふしぎだ。

その人のことなんか、よく知らないくせに、

何だか勝手に胸の深いとこにすっとしみこんで、

その人までもがしみこんで、

一瞬で特別なひとやものになってしまうから。

とっても危険で、すてきだ。

そんな、とっても危険ですてきなことを

しゃあしゃあと私の前であっという間にやってのけた人、

たったひとりきりで。

その人の名前は加川良さん。

彼の新しい歌はもう聞けなくても、

これまでに作ったいくつもの、

彼の危険ですてきなうたのかけらを、決して古びないそれらを

私はこれから大事に掘り返して、

新たに出会ってゆくのだと思う。

そしてドキドキしながら、チクショウかっこいいぜって思いながら

心にしみこませて、時々勝手に歌ったりするんだろう。

 

近所の桜は7分咲き。

明日からの雨にも負けず、今年も満開まで春を迎え、また送る。

心よりご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

★矢野絢子春のライヴ情報★

※詳しくはオフィシャルサイト蒼い鳥のライヴ頁をご覧ください。

それぞれのライヴコメントもあわせてどうぞ。

お待ちしております。

http://www.yanojunko.net/live.html

 

4月14日(金)  徳島寅家 「矢野絢子20th anniversary LIVE」

4月15日(土)  愛媛・松山  Y's cafe 「矢野絢子20th anniversary LIVE」

4月16日(日)  兵庫・鷹取 神戸かばくんカレー 「かばくんカレー回転周年おめでとうライヴ」

4月18日(火)  大阪 釜晴れ ~オトナのにこにこぷん♡~

4月19日(水)  三重・四日市「Dining Cafe MISAYA」 ~オトナのにこにこぷん♡~

4月20日(木)  静岡・浜松Esquerita68 ~オトナのにこにこぷん♡~ 

4月21日(金)  神奈川・藤沢Bar Cane's ~オトナのにこにこぷん♡~ 

4月22日(土)  東京・高円寺ムーンストンプ~オトナのにこにこぷん♡~ 

4月23日(日)   koshigaya ASYLUM2017

4月24日(月)  東京・幡ヶ谷36゜5 シュンFES!THE CARNIVAL『扉を開けたら、超絶ドキドキSP』

4月29日(土)  劇場 歌小屋の2階 昼・矢野ギタ絢子(3階) 夜「焔」ライヴ(2階) 

 

 

 

 

 

5月のかおり、歌もよう

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後頭部からみどりにょき。

 

そんな五月。

 

この季節の高知がいちばんすき。

 

なんか全体的にあざやかで

 

冬を越して、夏に向かい、「一気にやったるで」感がすごい。

 

冬の間に鬱屈していた何か

 

そいつらに「あばよ」するパワーをもらう5月。

 

動植物は必要と不要を一瞬でかぎわける

 

命にかかわるから。

 

にんげんはなかなかそうもいかない。

 

不要と思っていたことから生まれる奇跡もあったりなかったり。

 

しかし命短し恋せよ乙女。

 

音楽だけはその瞬時の見分けに間違いはないと思う。

 

限られた技の中で、そのことばを、その空間に、ただしく置くこと。

 

瞬間ごとに変わってゆくとしても、

 

その時々の「正しい位置」というのは必ずあるから

 

それを見つけることが一番大事やな、と思う。

 

なんか武士道みたいな。心技体。

 

最近スパイ映画にはまっていて、そんなことを研究したりしなかったり。

 

ところでアクション映画に必ず出てくる

 

マシンガン連射のシーン

 

撃つ人物が男の時より、女だったほうが

 

遥かにスカッとするのはやはり私が女だからでしょうね。

 

5月もいろんな場所で、状況でスカッと歌わせていただきます。

 

今月は珍しく地元高知でのいろんな場所でのライヴもあり

 

この季節、高知名産カツオのタタキも初ガツオ、とゆうてうまいという。

 

なにより昼ビールのありがたさが身に染みる季節。

 

東西に長い高知ならではの各地ごとの色の違いを

 

鼻をくんくんさせながら西から東へ走り回ります。

 

そして県外ツアーはいきなり番外編の東京から、岡山、山陰、高松。

 

20周年を胸に、跳ねまわります。

 

お初場所は

 

東京下北沢空飛ぶこぶたやさん、

 

隠岐の島中村旅館さん

 

美保関アトリウムさん。

 

各地での出会いと再会をたのしみに。

 

5月

5日(金) 高知   劇場 歌小屋の2階  「koko」ライヴ  

6日(土) 高知  劇場歌小屋の2階 ディアズVSギリチョン 

9日(火)  東京・高円寺ムーンストンプ「スナック絢子」

10日(水)  東京・下北沢 音楽食堂 空飛ぶこぶたや 緊急企画「春の椿事スペシャルビッグショー」

13日(土)  高知 クライガルテン四万十8周年記念ライヴ

14日(日)  高知北川村 FM高知 開局25周年記念イベント

18日(木)  高知土佐市ベーカリーカフェイワゴー 矢野絢子ライヴ「焼き立てパンに徒歩10分」ゲスト坂野志麻

20日(土)  岡山MOGLA 矢野絢子 20周年アニバーサリー

21日(日)  鳥取・米子ONE MAKE 20周年島流しツアー!

23日(火)  隠岐の島 なかむら旅館 20周年島流しツアー!

25日(木)  美保関 美保館アトリウム 20周年島流しツアー!

27日(土)  香川・高松ラフハウス 中ムラサトコ×矢野絢子ダブル20周年記念Duoツアー「はじまりのおと」

28日(日)   高知Cafe and Dining Zero 中ムラサトコ×矢野絢子ダブル20周年記念Duoツアー「はじまりのおと」 ~ランチ付きライヴ♪~

 

詳しくはぜひ、矢野絢子オフィシャルサイト蒼い鳥のライヴ頁を除いてね。

各場所の素敵なフライヤ―画像、ライヴコメントなども。

http://www.yanojunko.net

5月びょうとうたもよう

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なにか足りないようで、ありすぎるようで、

 

やりたいことはたくさんあるけど、ねむくて、なんにも手につかない。

 

ふと目を上げると白い風景の中で白いねこがひたすら眠り続けている。

 

いいなあ、いいなあ。

 

5月のきもちのよい風の中、

 

心細いねむけとため息ぴゅー。

 

まあいいや。

 

~せねばならぬ、も、~あらねばならぬ、も手放して

 

のろのろでもいいから、手足を動かすのだ。きもちのよいほうへ。

 

いきてるんだもの。

 

 

5がつ後半うたもよう。

 

明日はライヴ史上家から最も近い現場、イワゴーにてうたいます。

 

そして山陽岡山から山陰米子、隠岐の島、美保関と、とびまわり、

 

四国へ戻り中ムラサトコと合流、高松へてからの高知へ

 

ぐるりっと回ってまいります。

 

歌を歌ったり、聞いてもらったり、そんなことが

 

いつも明日への活力になります。ありがとう。

 

各地の皆さま何卒よろしくお願いいたします★

 

 

18日(木)  高知土佐市ベーカリーカフェイワゴー 

矢野絢子ライヴ「焼き立てパンに徒歩10分」ゲスト坂野志麻

20日(土)  岡山MOGLA 矢野絢子 20周年アニバーサリー

21日(日)  鳥取・米子ONE MAKE 20周年島流しツアー!

23日(火)  隠岐の島 なかむら旅館 20周年島流しツアー!

25日(木)  美保関 美保館アトリウム 20周年島流しツアー!

27日(土)  香川・高松ラフハウス 中ムラサトコ×矢野絢子ダブル20周年記念Duoツアー「はじまりのおと」

28日(日)   高知Cafe and Dining Zero 中ムラサトコ×矢野絢子ダブル20周年記念Duoツアー「はじまりのおと」 ~ランチ付きライヴ♪~

 

 

詳細は矢野絢子オフィシャルサイト蒼い鳥のライヴ頁へ。

http://www.yanojunko.net

 

春吉じいさんと青い空

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ことしはびわの「なりどし」らしい。

 

あちこちで鈴なりのびわの木を見かける。

 

我が家の小さなびわの木も、重たそうにたわわに実をつけていた。

 

もぎって食べると、びっくりするくらい美味しかった。

先月から我が友人犬の春吉が歩けなくなり、

 

ついに寝たきり爺さんと相成った。

 

少し前から散歩に行かなくなり、

 

それでもよたよたと毎日庭をうろうろしていたがそれもできなくなった。

 

2000年生まれで18歳も近いのであるから、

 

まあ相当なご高齢である。

 

庭の裏の犬小屋から、新聞紙とペットシーツを敷き詰めた玄関にお引越し。

 

裏の柿の木畑のから抜ける風に吹かれながら、

 

ひねもすのたり、うつらうつらする春吉。

 

床ずれしないように日に何度か抱えてひっくり返したり、

 

排泄したらその始末と身体の汚れをふき取ったり。

 

通りかかるたび様子を確認。

 

不謹慎だが、以前より濃密にお世話が必要になったことで

 

ウキウキしている自分がいた。

 

春吉がすぐそばにいる暮らし。

 

ひとりぐらしをしていた二十歳の時に初めて出会い、

 

春吉には本当にずいぶんとお世話になった。

 

春吉が居るだけで、なんだか毎日がワクワクして

 

どこへゆくのも冒険に出かけるような、

 

無敵な気分で暮らしていたことを思いだしたのである。

 

子犬の時からの賢者のごとし憂いのあるまなざしは今も健在。

 

ひとりと一匹で若いときはめちゃくちゃしたよなあ。

 

春吉も私も破壊王だったなあ。いろんなものを二人で壊して遊んだね。

 

でも私が壊れそうなときはいつも誰よりも心配そうに

 

優しい目でじーっとそばにいてくれた。

 

まあ私のことが不気味で怖がっていたのかもしれないが。

 

そしてやはり、お前の方が先に逝ってしまうのだな。

 

なんだかそれすらも、春吉の忠誠のように思えて頭が下がる。

 

当時の相方が、「春吉が死んだら絢も死んじゃうんじゃないか」

 

と本気で心配するくらい、春吉の存在に頼り切ってた時期もあり。

 

しかし心配はいらぬぞよ。ちゃんと看取ってみせるぞよ。

 

寝たきりではあるが、今はまだご飯はモリモリ食べるし、

 

毎日のうんこも立派なものである。痛みもなさそうなので安心だ。

 

私は明日からまた旅である。旅に出てしまうのである。

 

ああそれがいつの間に私の生業となってしまったのだ春吉さん。

 

 

いつでも、帰ってくるまで生き延びてくれと願っているが、

 

それは自分勝手というもの。

 

どんな命も、別れも出会いも、とどめることはできぬもの。

 

いつでもだれにでも、その覚悟を持っているつもりと、

 

しかし後ろ髪ひかれながらも潔く旅立てるのは、

 

私以上に春吉に愛情と心血注いでくれる父イトチンがいるからである。

 

本当に、父イトチンと、犬春吉が、高知の男のトップを飾る

 

男の中の男だわ。あんたたち。

 

ちなみに我が家の暴君猫のジュンも男である。

 

こやつは男としてはランク外であるが、春吉爺さんと同じく2000年生まれ。

 

うんざりするくらい元気である。

 

 

 

さて、歌を歌おうぞ。前へ進もうぞ。

 

 

6月3日(土)  歌小屋の2階 イベント「第7回最月~かすみそう~」

6月4日(日)  歌小屋の2階 イベント「第7回最月~かすみそう~」 

 

 

 

 

2017年6月5日(月)  北海道・千歳Cafe&Dining ossa「初千歳♡矢野絢子ライヴ」 

2017年6月7日(水)  北海道・函館 夢子座 「スナック絢子」

 

 

 

6月8日(木)  京都ZANPANO 「ウタアカリ」足田メロウ×PETER PAUL& 絢子live2017

 

 

 

 

6月10日(土)  京都八木酒造酒蔵ライヴ【歌聴風月酒蔵ライブvol.12】

 

 

 

 

6月11日(日)   神戸BAR UA PETER PAUL& 絢子live2017

 

 

 

6月16日(金)  大阪みの家 スナック絢子

 

 

 

 

 

 

6月17日(土)  岡山MO:GLA モナカ20周年記念アルバムレコ発

 

 

 

6月18日(日)  大阪・南堀江「COFFEE HOUSE 5th-street」 モナカ20周年記念アルバムレコ発

 

 

6月24日(土)  劇場 歌小屋の2階 昼・矢野ギタ絢子(3階) 夜「kiki」ライヴ(2階)  

 

 

 

6月25日(日)  劇場歌小屋の2階 ディアズ   

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